認知症の方へのリフレクソロジーの効果が期待できます。 | 広島の足つぼならRoom R | ブログ

病気になった時に、まず大抵の方は病院へ行かれることと思います。

日本ではいわゆる「西洋医療」での治療が治療の手段では一般的です。

ですが、西洋医療には限界があったり、どうしても患者に寄り添った医療になりにくい面があります。

そうした現代医療では埋められない部分に、

アロマテラピーやレメディー、

リフレクソロジーなど、

補完療法が働きかけることで、患者様にとってより良い治療となると考えられています。

日本の場合は国民皆保険制度があるおかげで、安い費用で西洋医療が受けられるため、大半がそちらに頼った治療になるのですが、

そうした制度がなく医療費が高いアメリカでは「補完代替医療」が発達しており、リフレクソロジーもまたその代表的な療法として認知され、積極的に研究が進められており、科学的に有用と証明された補完療法が医療現場に導入されています。

Room Rでも行っている西洋式のリフレクソロジーは、東洋式のリフレクソロジーや足つぼに比べて、柔らかく優しい圧を加えていく施術。

認知症など疾患を抱えている患者様にとっては、触れられることに対して不安や抵抗を感じられる方も多く、痛みはストレスになる場合もあるため、こうした優しい施術が適しています。

残念ながら、日本ではまだ、アメリカほどの研究が進んでいませんが、

「くどうちあき脳神経外科クリニック」の院長と、私も学んだ「日本リフレクソロジスト養成学院」のチーフインストラクター松山悦子さんがチームを組み、認知症患者を対象とした施術を行い、

リフレクソロジーが脳の働きにどのように影響しているのかデータをとり、その有用性を研究されています。

その結果

◾️施術前は落ち着きがなく常に手を動かしているような方が、施術後には穏やかな表情でじっと座って話が聞けるようになった

◾️何を話しかけても無反応だった患者さんが、「気持ちいいね」と言葉を発するようになった

など

リフレクソロジーが、身体だけでなく「心＝脳」に届き働きかけていることが垣間見えたり

看護師や家族からも

◾️しっかり歩けるようになった

◾️明るく柔和になった

◾️指示したことを理解し、行動に移せるようになった

などの報告も多いそうです。

また、脳波測定器「NAT」を用いた脳の変化のデータからは

施術前の患者の複雑な脳の状態が整理され、統計学的に優位に、穏やかな活動になっていることが確認されており、

今後日本社会の高齢化に伴う認知症患者の増加に対応する、補完療法としてのリフレクソロジーの可能性への期待が高まっています。

（※画像は日本リフレクソロジスト養成学院ホームページよりお借りしています）

もちろん、リフレクソロジーを行うことで、

認知症を含め疾患が完治する、ということは難しいことではあります。

ですが、

西洋医療では補えない部分を補い、

患者様やそのご家族のQOLを上げる手助けになることは間違いありません。

少しでも症状を和らげたい

症状の進行を緩やかにしたい

そんな思いをお持ちの方やご家族の方は

ぜひ、Room Rのリフレクソロジーも

ご検討いただけたらと思います。